メジナの釣り方 | |
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メジナ釣りの考え方 メジナの狙い方ですがこれは釣場、時期、潮流、サラシ(波)、などあまりにも多くの要因によって変わってしまいますが最も大事なことは水中観察ではないでしょうか! 偏光グラスをしてメジナの姿が見えれば動きを確認して下さい。マキエにどのように反応しているか! 浮上するタイミングがどうか! などを観察して仕掛けを投入するタイミングを合わせます。釣れなければタイミングをずらして狙えば良いでしょう。 メジナの姿が確認できない時(実際には見えないことが多いですね!)はあくまでも予想になりますがマキエがどこに効いているか! が最も重要なことであります。 本来はあそこで食わしたいからここにマキエをする! というのが理想ですが実際には知り尽くしている釣場だけではありません。ですからマキエ(足元の磯際が基本)をしてそれがどこに効いているかを観察して下さい。見えなくてもこれが大事な水中観察となります。そしてエサ取りの有無や釣れてくる魚種などからメジナがいそうなタナやポイントを推測して狙うことになりますがこれも多くの状況により異なるので基本的な考え方を紹介します。 仮に5通り(A〜E)の仕掛けバージョン(実際にはたくさんあるとおもいますが!)があるとして、初めAの軽い仕掛け・0ウキで狙うとしましょう。これで結果が出れば問題ありませんがそんなに甘いものではありません。ですからEの重い仕掛け・1号ウキに変えて狙います。変える場合は極端に変えると良いでしょう。それでも駄目ならCの中間の仕掛け・3Bウキで狙います。そしてDの5Bウキの仕掛け、BのBウキの仕掛けと変えていきます。あくまでも例えなので各自の仕掛けバージョンに当てはめていただければ問題ありませんが考え方としては今、使っている仕掛けで結果がでないから違う仕掛けに変えるということです。 仕掛け変更とはウキを変えることだけではありません。ハリスの長さ、太さ、ハリの大きさ、種類、ガンダマの有無、大きさ、付ける場所、ウキ止めの位置などの変更も含まれます。 さて、状況に合わせて仕掛けを変えるというように考えると難しくなります。経験を積んだ方なら状況に合わせて次々と対応できると思いますが慣れていない方の場合、難しく考えることはありません。仕掛けを変えていくうちにヒットすればそれが一つの答えとして財産になります。どのような状況のときにその仕掛けでヒットしたかは絶対に忘れてはいけません。 この一つ一つの積み重ねが大事であるのでフィールドに数多く出かけることが一番であると思います。今回、メジナ釣りの考え方として紹介させていただきましたがこれはクロダイ釣りにおいても同じ考え方で良いと思います。自分なりの仕掛けバージョンを当てはめればきっと結果が出るのではないでしょうか! 「釣れない状況で同じことを繰り返していてはいけない!」 3回投入して結果がでなければ何かを変えるということを私自身いつも考えながら釣りをしています。これは仕掛け変更だけではなく投入のタイミング、投入場所なども含みますので難しいことではありません。 これは惰性で同じことを繰り返さないよう私自身に対する警告でもあります! 言っておいて自分で実践しないのはマズイですよね〜!
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口太メジナの狙い方 半島周りのメインターゲットとして狙うことが多いのですが下へ下へと強烈に引くので慣れないとバラシも多くなります。ハリを飲まれてもハリス切れの心配はありませんが根ズレによるバラシが多くなるので自信の持てるタックルで臨んでいただきたいと思います。 私の標準的なタックルはロッド1、5号(グレ竿)、道糸2号(サスペンド)、ハリス2号(フロロカーボン)、ハリ6号(グレバリ)を基準に釣場(釣座)の水深や沈み根、ハエ根などの状況により変更して対処します。あくまでも伊豆半島で狙える50センチ級までのメジナを釣り上げることができことを基準としています。 さて、使用するウキですが私の場合は「おかだどんぐりプロ・Mサイズ」の0、00、G3を多用しますがサラシの強い時、潮流の速い時、強風の時などは1号までのウキを使用しますので常に用意しています。このウキはエンスイウキの中でもオーソドックスな形をしており視認性が抜群に良いのでいろいろな状況にも対応できる優れものであります。 この他に一度入った仕掛けが浮きにくい形状(どっしりたタイプ)のアルファエンスイの00はこれから寒の時期には武器になるウキであります。 私はおかだどんぐりプロのMサイズを多用しますがこれは釣りには常に風が吹いているからであり多少の風の中でも操作しやすいMサイズの出番が結果として多くなるのです。 風も波も無いベタナギ時にメジナがサシエを離してしまうようなことがありますがこのような時には迷わずSサイズに交換します。 道糸の太さ、ハリスの太さ、長さ、ハリの大きさ、エサの大きさなどいろいろな要因が影響するのは当然ですがウキをSサイズに変えただけで急に食い込みが良くなったという経験がたくさんあることからも効果があるのは間違いないと思います。 いろいろな状況による狙い方は今後の近況コーナーで実際の釣りをとおして紹介させていただきます。 |
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尾長メジナの狙い方 離島でのメインターゲットとなる尾長メジナはなんといっても強烈なパワーで私達、釣人を熱くさせてくれます。釣れた思い出よりもバラシの思い出のなんと多いことか・・! 狙い方でありますがやはり大型(これは人によってもサイズが異なると思いますが50センチオーバー、目標は60センチオーバーとさせていただきます)をターゲットにしているので使用するタックルも対応できるものを使用します。 私の場合、竿は2号の中でも強めのもの、道糸は4〜5号のサスペンドライン、ハリスはフロロカーボンの4〜6号、ハリはグレバリの9〜11号を基本に行く釣場や釣座、によっては更にワンランクアップのものを使う場合もあります。 強風対策として道糸をワンランク細くすることはありますがそれ以外は私の場合、細くすることはありません。離島に行ったら常に大型を目標にしているので結果として細くできないのであります。適合サイズとは自分で釣り上げることができる・・と予想(実際にはバラシもありますが!)する太さをいうのではないでしょうか! 尾長メジナを狙う場合に一番注意することはハリを飲まれてはいけない!ということが大事です。飲まれると鋭い口元でハリスは簡単に切れてしまいます。これが口太メジナと異なることでバラシの最も多い原因です。しかし、気をつけていても現在の私のレベルでは飲まれることも多く痛い目に遭うことが多くなるのが現状です。それでもヤリトリの中でなるべくハリス切れをしないように浮かせることにより少しずつではありますが飲まれていても取り込める確率は上がっていくと思います。(飲まれているという前提で浮かせる・・本当は飲まれてはいけないが!) さて、伊豆諸島をメインに考えるとあまりにも潮流などの状況変化が大きく簡単に釣り方は・・などと言えることはできません。ですから尾長メジナ釣りの私なりの考え方を紹介させていただきます。 使用ウキは道糸が太くなるのでそれに比例して大きくなります。「おかだどんぐりプロ・Lサイズ」をメインに遠投時には「アルファエンスイ・Lサイズ」の0、00、「離島スペシャル・M〜Lサイズ」の0、00なども使用します。潮流の速い時は「真鯛スペシャル」の2〜3号が役立つこともありますので常に用意しています。 さて、準備はバッチリできたので後は釣るだけですがこれが難しいのです。 半島周りの延長のような状況でヒットする場合は良いのですが激流が通している場合などはあまりの凄さに初めて経験した時には足が震えたことを思い出します。 マキエの仕方、仕掛けの流し方などを教わりながら、それこそ手取り足取りの状態で教えていただいたことによりある程度対応できるようになりました。(現在も修行中!) 尾長メジナ釣りに関しては離島経験の豊富な人と一緒に釣行することが何よりも大事であると思います。 その上で変化の多い状況の中から尾長メジナがいるポイントを見つけだして狙うのですが磯際は常に絶好のポイントとなりますのでここから狙い始めます。そして、サラシ、サラシの切れ目、引かれ潮、本流との合流点、本流筋と順番に狙います。 勿論、水温(時期)、エサ取りの有無などによっては狙うポイントが変わるのはどの釣りでも同じでしょう。具体的な狙い方、仕掛け使いなどは実際の釣りをとおして今後の近況コーナーで紹介させていただきます。
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