秋野 豊の釣り情報

    2006・チームウキ工房庄内本大会報告

      
 

去る、10月22日に庄内磯をフィールドにチームウキ工房庄内の今年度の本大会を開催いたしました。

当日の朝、加茂水族館前に3時〜3時半の受付になっていたのに、いつもの様に私はぐっすり家で寝ていました。
今回の大会委員長は前年度の優勝者の渡会峰晴氏です。
彼は私と同い年で会社でも同期で20数年来の付き合いをしているヤツなので、私に気を利かせて3時過ぎに電話をくれて起こされました。「来てないのはお前だけだぞ」と言うので慌てて身支度を済ませ、集合場所に行くと、本日の参加者が21名なのに21番目でした。

なんとか受付を時間内に済ませ、皆さんに挨拶して参加、開催する事が出来ました。
釣り場は自由なので私は由良から渡船しようと考えていたので由良の渡船場に行くと、まだ真っ暗だというのに、いっぱいお客さんがいるではありませんか!・・・仕方ないから車でしばらく待っていると5時過ぎに池田船長が来たので聞いてみたら福島の釣りクラブの大会の予約で入っているのでいっぱいなんだと言われ、2番船で私達も乗せてくれると言うので身支度を始めた。
2番船に乗り込むと、昨日からのウネリが取れないので高い磯場しか乗れないし、1番船が良いポイントに入ったから、あまり良いポイントは空いていないから離岸堤はどうだと船長が言うので仲間に話したら8名が離岸堤でも良いと言うので、まず離岸堤に着けてもらい8名を降ろしたが、私は気が進まなかったので、一発勝負をかけて浅場の殿様岩「」に乗せてもらう事にした。

磯の上から見たら良さそうに見えたので、早々にコマセを作り始め、コマセを1投〜2投入れると、海一面が赤くなるほどのアジの群れが住み着いていました。
遠投ならなんとかなるかなと思いながら仕掛け作り・・・竿は極翔硬調・黒鯛の0号-53にBB-Xテクニュム2500D、道糸はファイアーブラッド2号にハリス、ポテンシブ鎧鋼の1.7号を使った。
最近庄内磯はマダイが回っているし、昨日からのウネリで浅場にデカイクロダイが入っているかな思い、スケベ根性で最近はずぅーと太仕掛けで狙っている。

ウキはアジがいっぱい見えたので、足は速いし、早く落としたほうが良いかなと思い、カ付きウキのデルタ1(M)オレンジのBを使う事にした。
仕掛けを作り終え、一投目着水と同時にウキが沈み、何かなと引き上げてみるとサバ、その後も連続してアジサバアジサバアジサバアジサバアジサバ!・・・
きりが無いのでネリックスに変えてみてもエサが残らない。底まで行けばフグが喰って来るし、中層から上はアジやサバの群れで何ともならない状況が続き、9時過ぎまでガンバったがエサ取りが切れるどころか、コマセを入れると勢いを増すばかりなので、やむなく場所移動することにした。

船頭に、どこか良いところは無いかと聞いたら、新離岸堤の前のテトラが良いのではと言うので、他に場所も空いていないし、このテトラに移動する事にした。
移動して直ぐに、今大会参加出来なかったはずの橋本氏(ロー)が参加出来る様になったから行ってよいかと電話が来たので私の所に呼んで、いっしょに釣りする事にした。エサ取りが多いから一人より二人の方がコマセが多くなるし良いかなと思ったからである。
しかし、このポイントは、こんど小メジナの群れで、これまた半端な数ではない。何とかしなければとコマセを打ち続け、ネリックス10粒でやっと残る様になりチャンスだと思って誘いを掛けても、まだ残っている!・・・本当にチャンスが来た様だ。でもクロダイは喰い付かない。潮もあまり動かないので2段ウキに変更した。仕掛けは上ウキにキャッチー(M)オレンジのG3、下ウキはクリアーデコ(M)クリアーグリーンのー00をチョイスした。

なんどか誘っているとネリックスの重みで沈み始めたウキが水面下で止まっている。クロダイが咥えて居食いしているのだと私は直感した。しばらく待ってもウキに変化が無く、しびれを切らした私は道糸を少し引っ張ってみた!?・・・するとウキが勢い良く沈んで見えなくなった。しかし、竿にガツンと来るかなと待っていたら、来ない。
しかたなく竿先で聞いてみたらコツンというアタリが伝わってきたのでゆっくりと合わせを入れると竿に乗った。
リールを2〜3回巻き上げるとクロダイ特有のアタリが伝わってきたので慎重に取り込みにかかると、簡単にタモに収まった。

型は30数pのクロダイだったので、まだいると思い、釣り続けると、エサ取りがいる。私はネリックスでやっていたが隣の橋本氏がボイルのオキアミを使っていた所、ボイルのオキアミが残り始めたと言う。
私はたまたまだろうとネリックスで釣りをしていると、まだ残っていると橋本氏が言うので、これはクロダイがいるのだと二人で確信して私もボイルオキアミに付けエサを変更して投入すると、やはり残ってくる。
なんとか喰わしてやろうと必死に誘ってやっと、ウキが海面を割って入っていった。すかさずアワセを入れるとクロダイだ!・・・しかし、先ほどのより小さい、そして更にもう一尾を追加して合計3尾の釣果だった。
時計を見ると2時半になっていたので、ここでタイムアップ納竿して検量所の「焼き鳥高橋」前に向かった。検量の結果次の通りになりました
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(クロダイ2尾の長寸)

  優勝    秋野 豊   クロダイ2尾   34.6p   32.5p    他1尾

  準優勝    阿部国生  クロダイ2尾   34.0p   31.9p

  第3位    榎本真一  クロダイ1尾   42.1p

  大物賞    榎本真一  42.1p 

 以上の結果になりました、また庄内では恒例でありますゴミの検量も合わせて行われました。   



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