2017年初釣り報告   矢島博之

新年明けましておめでとうございます。

初釣りにはもう行かれましたか?今年の伊豆はよさそうですよ!

1231日〜12日まで、釣り納め&釣り初めに行ってきましたので報告します。

1231
日頃の行いが悪かったせいで、西風10メートルの予報。悩みに悩んだ挙句、2016年釣り納めは東伊豆・菖蒲沢へ決定。渋滞もなく午前3時には到着。2時間程度の仮眠を取って、今回お世話になる千代丸渡船・船長に挨拶を済ませ630いよいよ出船。

初日は6人での釣行の為、最近好調の『大金』へ3人、私を含め3人が『千足島』へ。

回り込む風が北方向から吹くため、河津方面から先端までの磯は波を被ってしまい釣りにならない為、船付けより港を向いて開始。左からのサラシがあるため、ウキ【デルタ1EX SSG5(ピンク)】ハリス1.51.7号を3ヒロ、グレ針47号でスタ−ト。1時間ほどコマセを足元中心に入れるが、メジナはおろかエサ取りの姿も見えず・・・ただ、ツケエサは取られ始めたので、正体を探るべくタナを徐々に浅くし2ヒロの固定仕掛けに。ガン玉を針上15センチの所にずらした所でやっと26センチのメジナ。ウキの頭を押さえる小さな当たりはあるものの喰い込まず。
新作のウキを試すには良い機会なので、ここで【METAX PRO SS5G(ピンク)】に変更。早速、ウキがスパッ・・・と入る事はなかったですが、ゆっくりとシモリ始め、そこで仕掛けを張るとコンコンと喰い込みやっと30センチのメジナ。明らかに喰い込みは良くなり、その後コンスタンス2430センチが釣れ続くがサイズアップせず。3日間の猶予はあるとは言っても、報告出来るサイズ・・せめて切られた・・とか。
そこで、際狙いへ変更。ウキはそのままで、ガン玉を足し馴染むとゆっくりと沈む設定に。仕掛けの入れるタイミング、コマセを撒く量に強弱をつけながらやっとサイズアップの32センチを釣って終了。

『大金』に乗った仲間は36センチを頭にリリースサイズは多数。そしてお約束の2バラし(笑)
11
2日目は南伊豆・中木、浜の屋丸へ。本日も予報は悪く北西〜西の風58メートル。今回降りたのは、『大根島・小通り』。風裏になる為、釣りやすい場所ではあるが仲間4人で横並び。左右いっぱいまで広がったので釣場には余裕があるが、地形の変化が少なく不安いっぱい。とりあえずは、昨日の仕掛けウキ【METAX PRO SS5G(ピンク)】、ハリス1.7号、グレ針5号でスタート。左から右方向に風が抜ける為か、ウキもゆっくりと左へ。コマセを多めに入れて活性を上げながら、際、沖と探るが反応なし。沖はフグ類が居るらしく、針やハリスをカジカジ(泣)どうにも吹き抜ける風で上潮だけが流れているようで、下潮はほとんど動いていない様子。他の仲間も苦戦中。環付ウキの利点を生かして、00ウキで沈めてみたり、B3Bへと頻繁に変えても反応がない為、二段ウキへ変更。上ウキに【キャッチー SSG5(オレンジ)環付】、下ウキ【Marvelous SSマイナスG5(イエロー)中通し】をセット。(状況が変わっても上ウキが環付なので、浮力を変更することで簡単に対応可能です。強風や二枚潮にお勧めですよ)上潮の流れを計算してコマセ、仕掛けを投入。上ウキは同じように左から右に流れていくが、下ウキは磯際を離れる事なく真下へ。下ウキが安定したおかげで、上ウキを左へ戻すように打ち返しをしていると、一気にウキを消し込む当りで、やっとメジナ32センチをゲット。わずかに動いた下潮を的確に捉えてくれるので、下ウキが磯際で留まってる時は3032のメジナを連発。続けて50センチのサンノジ。サイズアップを狙って、コマセのタイミング、量を変えつつ探っていくと上ウキがゆっくりとシモっていく当り。すかさず仕掛けを張り穂先まで乗った所で合わせると、一気に真下に突進。レバーブレーキを使い慎重にやり取りをして、やっと上ウキが見えた所で痛恨のハリ外れ。「あ〜あ!!」自分が言う前に見ていた仲間全員に言われ・・・(泣)13時を過ぎた辺りから、仲間の釣るサイズもアップし状況が良くなってくるも風も強くなる。上ウキを0G3に変更(下ウキはG5のまま)しながら上ウキと下ウキの角度を調整しながら釣果を伸ばすがメジナ34センチまでサイズアップで終了。タナは全て5メーター前後。仲間の方は最大37センチ、釣果は138枚。私も入れて5バラシ・・・明日があるさ(;O;)
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目標の40センチオーバーに出会えないまま、最終日は西伊豆・仁科、恵漁丸へ。午後から西風が強くなる予報なので早上がりの可能性あり。場所は仁科を代表する磯ヤトリへ。釣り場は西風を背に出来るオジガゴシとの水道向きの犬島方面先端。仕掛けは前日と同じ二段ウキ。上ウキに【キャッチー SSG5(オレンジ)環付】、下ウキ【Marvelous SSマイナスG5(イエロー)中通し】をセット。ハリス15号、グレハリ45号、タナは5メートル。
仕掛けを入れると1投目からメジナ2528センチが連続ヒットするも、潮が良くないのか尾長メジナが連発。上ウキが先端のサラシに引っ張られてしまうため、下ウキのすぐ下にG7を足して仕掛けを安定させる。すると、下ウキは際から離れなくなり上ウキもサラシと上潮が当るヨレに留まるように。すかさず、ウキの消し込む当りがあり口太メジナ32センチ。少し時間を開けて、ウキがゆっくりとシモリ始める。慎重に仕掛けを張り穂先まで魚の重みを感じた所で合わせると待望の大型の引き。先端付近がオーバーハングしているのか、そちらに向かってグイグイと突進。ハリスを心配して弱気になったのが良くなかったのか、根擦で無念のラインブレイク。
とにかく気を取り戻して、再び磯際を攻めるが、バラシた後は当りもなく気配も無くなってしまった為、しばらく磯際を休ませる事にして、遠投してオジガゴシの根回りなどを攻めるもサイズアップせず。再び磯際狙いへ。
今度はコマセと仕掛けの投入点を先端付近から出来るだけ離す。西風が徐々に強くなり始めているので時間がない。仕掛けが馴染むと同時に、一気に海面に穂先まで突き刺さるような当り。慌てて合わせ、体制を整えてやり取りを開始した所で今度はハリ外れ。
その後、メジナ35センチを追加した所で更に西風が強くなり早上がりとなりました。  仲間の釣果は一人2632センチ、310枚。根元まで曲がる大型の・・・これまたバラシでした。今年の全員の目標はリベンジです!!
PS・・前日にお世話になったペンション「たーこいずぶるー」のマスターも仲間2人で同船でした。午前中の弁当船でお弁当を届けてくれた時に3540オーバーを釣り過ぎて腕が痛いから早上がりするとのこと。そんなに釣れるの?って所だったんで半信半疑ですが場所は秘密です。それだけたくさん居れば、バラさずに釣れるメジナも居るでしょう(笑)その時は報告しますね〜〜
最後に今回お世話になった各渡船屋さんです。ありがとうございました。

菖蒲沢  千代丸 090−7305−8067

中木   浜の屋丸0558−65−0798

仁科   恵漁丸 0558−52−1076