「かっちゃん早く写真撮ってよ」クロダイも上げて一人舞台
の北条さん

がんばっているんてせすけど釣れません。

「言葉もありません」名手山田邦明も呆れ顔

リーサルウエポン北条がまた竿を曲げやがった。

「山田君、釣れないね」「こんなはずじゃー無かったん
だけど?」
「新年一発目はリーサルウェポン北条がニヤニヤ」

新年明けましておめでとうございます。本年も長野支部はチヌ、グレ、マダイ、ヒラメにシロギス、鮎etcとほどほどに頑張りますので皆々様、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。2011年一発目の「アホの仲間達」は新年初釣りです。ワタクシ、昨年の大晦日は家族と「紅白」も見た。ご近所のお寺さんで除夜の鐘も突いた。1日、2日と奥様の買い物にも付き合った。そろそろ釣りに行っても良いだろうと1月3日いつもの「えびすつり具店」さんに立ち寄ると、ファンタジスタ山田が待構え、新年の挨拶もそこそこに釣り場決めをしていると、長野支部のリーサルウェポン北条浩平が釣友の寺島さんと登場。
この北条氏は30歳を過ぎてから安定した公務員という職を捨て、家業
のリンゴ農家を継いだ立派?かどうかは解らないが、とにかく信州リンゴの味の継承者。北条が手塩に掛けて作ったリンゴはなかなか美味く、その美味しいリンゴをドッサリ売って、ガッツリ現金化した後は寒チヌ三昧となり、釣って、釣って釣りまくり、手の生臭さが取れなくなるチョイ手前で畑に入るライフスタイルを取っている。相談の結果、向かった先は富山県の宮崎漁港。昨年12月に入り連日40pオーバーのメジナが釣れ、クロダイも狙える場所で新年一発狙いにはうってつけ。
ファンタジス
タ曰く「ここは細ハリス禁物ですよ」
薄暗い駐車場で辺りを見渡すと知った顔ぶれが
数名。本命と目されるポイントにはすでに先客がいるものの、皆釣り座も決まりボツボ釣りを開始したが、テトラ帯はうねりが強く釣り辛い。
9時頃に富山の釣友が45p、
50pを釣り上げると、それに続きリーサルウェポン北条が何やら釣ったらしく
「かっ
ちゃ〜。」(※かっちゃとはワタクシの事)
「釣れた」
振り返ると良型のメジナを持って
北条がニヤニヤしている。そして写真を撮れとばかりにポーズまで決めて・・。
大台の40p
には届かなかったが38pの立派なサイズ。先端部では51pのクロダイも釣れ一気に活気づき、ワタクシのポイントもいよいよチャンスタイム突入の気配。しかし集中しているワタクシの後ろからまたもや・・・
「かっちゃ、釣れた」と北条がクロダイを手に写真撮れの
ポーズ。
「北条、上手いな」と言えば
「うん。俺は上手いよ」と平然と言ってのけ、さ
らに
「かっちゃは釣れないねぇ」と追い打ちをかける(ウキィー)。テトラ際サラシの
先をネチネチ、じっくり攻めている北条の連発タイム突入。波が高く玉入れしづらく、取り込み係りを隣の山田にさせてニヤニヤしているが、山田君はお気の毒様。見ると、ハリスを短くしてサラシの上を滑らせ、潜り込みに仕掛けを張りながら送り込んでいる。しばらく後ろから見ながら写真撮りを終え、ワタクシも釣り座に戻り再開。エサ取りも少なくなり時折エサも残るが、一向に食ってくる感じでは無い。
ハリス1.75から1・
25に落としゆっくり潮に乗せると、一気に穂先まで来るアタリ!!・・・魚はグイーンとテトラに突っ込みアッという間にプッツン。茫然とし、山田君の言葉を思い出す「細ハリス禁物ですよ」それっきり気配も遠のき、ワタクシの新年初釣りはこれにて終了。貧果に終わったファンタジスタ山田は「今日は赤字だ」を連呼し、寺島さんは沈黙。仲間達のペースをかき乱す北条はやっぱり「破壊兵器」だ!!・・・
次回はデカイ黒鯛を誰かが釣るレポートか、支部を越えたチームウキ工房内での恋愛となった斎藤寿幸、(旧姓、堀越)久美子さんの結婚式の特別レポートだぁー。


 エサ・問い合わせ
   えびす釣具店
(24時間営業)
 
   рO255−53−1363

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