「土屋勝正とアホな仲間達」 能生海岸 八つ割れ磯(通称ヒヨコ)

 しばらくウキ釣りから遠ざかっていたワタクシ。仕事が忙しかった訳ではない。
もちろん嫌いになった訳でもない。その原因はアユ。脳をしっかりとハマれ、脱出不可能なツボにハマっていたのだが、そろそろクロダイの御機嫌伺いにと、9月19日向かったのは能生の八つ割れ磯。同行してくれたのは同じくアユに脳をハマれ、シワをツルツルに磨かれてしまった山岸 寛さん。
磯の周りには、程良くサラシも出ており雰囲気は良さそう。コマセをサラシの中に入れ様子を見ると、その先にフグとアジがチラチラ見える程度。この季節にフグの大群がいない?ハリス3m、遊動幅50pの仕掛けでオキアミを振り込んでみるが、さすがにオキアミではもたない。ネリックスに替えると底付近までエサがもつようだ。沈み根手前に振り込み、道糸を張りながらゆっくり落とすと、一旦止まったウキが勢いよく入っていく。元気でパワフルな引きを楽しみながら取り込んだクロダイは、この季節としては上出来の47p。開始20分と幸先がいい。それまで菓子パンをパクパク、コーヒーをゴクゴク、タバコをプカプカやっていた山岸さんもやっと気合いが入る。ウロウロしていたコイツを釣ってしまったせいか突然フグの猛攻。ハリを連続10回取られたところでしばし休憩。根際をタイトに攻めていた山岸さんはウキ取りパラソルの出番。パラソルを投げまくる山岸さんの横でエギを投げると、一発で小型のアオリイカゲット。山岸さんもウキを無事回収したし、エギにも飽きた。ウキ釣りを再開したが相変わらずフグの大群。あっちこっち投げまくりエサの残る場所を探ると、沈み根の沖側でエサが残る。初回と同じ様にゆっくりと落とすと竿先まで来るアタリ。チョッとサイズダウンだが嬉しい2匹目。その後タナをチョッと下げて同サイズを取り込みワタクシ早くも満足の終了。後ろから山岸さんの釣りを拝見していると、真剣に狙っている山岸さんは気づいていないが、付けエサを取る時にお尻の谷間がチラッと見えている。磯パンもいよいよローライズかぁ?「山ちゃ、谷間が見えてるよ」お尻の話で盛り上がると、以前我々の前にセクシーなお尻を披露してくれた、佐渡の近藤有朋さんの事を山岸さん「ローライズ師匠」と呼び大笑い。文字数の絡み?でここでは「師匠」の話は割愛させて頂くが、興味のある方は山岸さんに訊いて頂きたい。その後は山岸さんダラける一方。「アユと違ってクロダイは釣れる気がしねぇ。」「明日はイカ釣りだな」とブツブツ言いながら終了。こんな彼の奥様はとても美人で明るく、釣りへの理解も深い。その素敵な奥様に、どの様にして彼に釣りあげられてしまったのか、今度じっくり聴いてみたい。
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