ヘタ??? (戸田)の乗っ込みシーズン到来

終了間際、岡田さんはクロダイを狙って一発で掛けた!! いつもは綺麗な富士山が拝めるのだが残念ながらこの日は曇り空
最初の一尾は乗っ込みサイズで数釣りを期待した!? 47cmに満足!
今年初のクロダイ狙いで3尾の釣果は「出来過ぎ!」 介護釣法炸裂、介護なんて要らないじゃないの?

メジナもノッコミ期に入ったと思われ、岡田進さんと昨年この時期に、西伊豆・井田でメジナの爆釣を経験したので、「あの夢をもう一度」と思い、前日船長にTELを入れ予約。

3月19日(月)岡田さんと共に到着すると南西の風が強く波もあり渡船不可能。このような事は3回目で、普段の行いが余程・・・(笑い)。そこで、前回、前々回は石廊崎まで移動したが1時間30分以上の移動はうんざり!・・・そこで、風の影響も少ない「戸田・御浜岬の堤防」に移動した。

ここは御浜岬の先端近くで戸田港に面し「諸口神社」の赤鳥居の前に30m程の小さな堤防がある。岡田さんはこの釣場は30年ほど前に頻繁にクロダイ狙いで通った場所で、メジナ・マダイも釣れるとのことで久しぶり。早速、準備に入り岡田氏はメジナ狙いで堤防先端の右側に、自分はクロダイ狙いで左側に入った。潮は左から右へ戸田港方面に流れている。

開始から30分ほどで岡田さんの「硬調黒鯛1号」の竿が大きく曲がり釣り上げたのは、40pジャストのメジナ!・・・ちなみにクロダイ竿だが岡田さんは伊豆半島のメジナはこの竿で通している。理由はクロダイ竿の方が暴れないので取り込みが楽とのことでクロダイ狙いの場合は「硬調黒鯛0.6号」だ。

久しぶりの40pに笑みがこぼれる。しかし、その後全く魚信が途絶えてしまった。自分は、最初はタナ、4ヒロ程で行っていたが、3ヒロにタナを上げたら、33p程のクロダイを釣り、更にしばらくすると同程度のクロダイを釣った。いずれも、ノッコミに入ったクロダイでお腹が膨らんでいた。その後、暫く魚信が途絶え、足下は3〜4m程の水深で、見ると時々クロダイが「ヒラを打ち」横縞模様の30〜35p程度のクロダイが数尾見え、その後10尾以上のクロダイが見え始め群れで入ってきたと思われる。

コマセを撒くと反応するがタナを2ヒロ程にしたが付餌には反応せず釣れなかった。やがて潮が止まりタナを3ヒロに戻し10m程先に投げ仕掛けが馴染むと「チヌキラー(S)G3」のウキがジワジワと入り、アワわせると、強烈な引きと心地よい重みを感じ、浮かせてタモに取込み計測すると47pの立派なクロダイ・・・満足。その後、錬り餌(食い渋りイエロー)に替えたら、ウキが同じように入り込んだので合わせたが、残念ながらスッポ抜け・・・技量不足と深く反省。

岡田さんに「真上にアワせるからハリに乗らないんだよ、水面と平行にアワせないとスッポ抜けが多くなるよ」と良く言われるが私は真上にアワせてしまうクセがあり、またもや”反省”

岡田さんは・・・
「メジナは諦めた、クロダイでも狙ってみるか!」と最後の1投!・・・「北村さん、ウキが見えないからアタったら教えて」と老眼・近視・乱視と三拍子揃った?・・・岡田さんの介護でウキを見ているとジワジワと入る。

「アタってるよ!」と言う前に軽く引き戻すようなアワせでクロダイを掛け・・・

「ミチイトでアタリが取れた、アハハ・・・」と笑いながら取り込む。

私のスッポ抜けや素バリを引くことが多いのは、この辺にあるようだ。

この釣場は、駐車場からも比較的近く、土・日は朝早く(暗い時間帯)から夜釣り等のカゴ釣り・ルアー等の釣り人が入るため平日がお勧めかも。

                            チームウキ工房・北村 則康