「サンラインテスター&サンライン社員合同釣行会IN南伊豆 中木」
当初の予定では、大会前日18日の朝から「サンラインテスター&サンライン社員合同の釣行会」を行い、その夜に「サンラインテスター懇親会」を開催。そして、翌日に行われる『サンラインカップ磯2016南伊豆大会』のお手伝いをして帰宅・・・という予定でしたが、結果から先に言うと、18日の釣行会と懇親会は行えましたが、翌日の大会は悪天候が予想されるため中止となりスタッフ釣行会と懇親会だけを行って帰ることになりました。 今回は、その大会前日18日の釣行レポートです。 早々に挨拶を済ませ、荷物をまとめて渡船の準備です。 一部のメンバーは雑誌社の取材があったので先に磯へ渡した後に、私と古川テスター、そしてサンライン社員の計5名で中木の沖磯群の中でも沖に位置する「白根」へ上がりました。 私は、白根に降りたのは始めてだったため古川テスターにある程度のポイント情報を聞いた後、古川テスターと社員の方々が釣り座に入ってから北東風を背にできる白根の沖向き「先端」に釣り座を構えて開始しました。 大型の尾長メジナも食ってくるという情報もあったので、磯竿1.5号に道糸はサンライン「ゴルディッシュ2号」、ハリスは同じくサンライン「松田SP競技ブラックストリーム1.75号」を使用。そして、ウキは潮の中でも安定した姿勢で流れ、キッチリ浮いてメジナのアタリを伝えてくれる、ウキ工房「フィールドプラスリミテッドS−0(レッド)」をセット。ハリは尾長メジナが食ってきても飲まれることが少ないハリ先がネムリ形状になっている金龍「勝負チヌ渚」3号を結んだ。 すると、コマセを入れ続けている足元に40〜60cm程はある大型イスズミやアイゴに混じり良型のメジナも目視できたので『磯際狙い』に変更。 それに伴いウキもハリも交換。ウキは、小粒で波の抵抗を受けにくく磯際でも安定していてきちんと仕掛けを立たせるために浮力のある「フィールドプラスリミテッドSSS−3B(レッド)」 ハリは、私が磯際の大型メジナ狙いで使っている「凄腕グレ尾長」。このハリは、多少ハリ先が内側を向いていて尾長狙いにも有効。それに加え超先鋭研磨処理で抜群のハリ掛りを実現させたモデルです。その「凄腕グレ7号」をセットし磯際を狙っていきます。 案の定、税金のように?40aを越える大型のイスズミやアイゴが連続で釣れ上がりますが、我慢して釣り続けると・・・。やっと35aの口太メジナをキャッチ! その後も磯際を狙い続けていくと、一瞬、エサ取りが消えてそのまま仕掛けが馴染んでいくと、一気に竿先を引っ手繰る大きなアタリが!磯際に突き刺さる竿を懸命に起こしラインが根に擦らないように前に出しやりとりを行いますがラインブレイク・・・。 その後、ハリスとハリを巻きなおして再度磯際に投入しますが、潮も変わってしまい釣りにくくなってしまいました。 そして、ハリも「勝負グレ早掛け」の6号へチェンジ。このハリは金龍バリさんより今期の新製品として発売され、小さなアタリを瞬時に捉えてハリ掛りさせる、名の通り「早掛けタイプ」のハリなので口太メジナ狙いに重宝しています。 その「勝負グレ早掛け」をセットした仕掛けで沈み根の際を流していくと、ポツポツとではありますが30a程の口太メジナが釣れ上がり始めました。 磯上がりの時間もあと30分程と近くなってきたので、コマセを足元の磯際に大量に撒いた後に狙いの根際手前へ仕掛けを投入。仕掛けが手前できちんと馴染んだのを確認してからこれから仕掛けが入っていく狙いのポイントにもダイレクトにコマセを入れていくと、ウキがゆっくり沈んだ後に一気に海中へ消しこみました。上手く根をかわしタモに収まったのは38aの口太メジナ。最後の最後で納得のサイズをキャッチして終了となりました。 残念ながら大会は中止となりましたが、他の磯へメンバーも40cmまでのメジナや多くのイサキを釣り上げており、大会が開催できれば多くの魚が釣れ上がったと思うのと同時に中木の魚影の濃さを感じる釣行となりました。 まだ、南伊豆の水温は約21度と高く、潮の中を釣れば尾長メジナやイサキ、また、磯際や沈み根を狙えば口太メジナと、狙い方次第で様々な魚が竿を曲げてくれる楽しいシーズンだと思いますので、是非、ウキ工房のウキを使い分けて釣行してみてはいかがでしょうか? |