クミチャンは44.5cmの口太メジナをゲット!

私は最大41cm


私は最大41cmを頭に、6枚(タモ入れ寸前にハリ外れ数匹・・・)
     


帰り道、雪になり一面真っ白

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みなさんこんにちは。
だんだんと暖かいシーズンがやってきましたね。
関東・伊豆の河津では、早咲きで有名な「河津桜」が満開になり、地上よりも早く春が訪れるであろう海中のメジナちゃんに期待して、3月28日・29日と伊豆釣行に行ってきました。
※ 初日の28日は、MFG東日本主催の伊豆大会に参加して「石廊崎」。29日は、最近、岡田さん&北村さんのお気に入りの場所「妻良」という予定。

今回28日の釣行メンバーは・・・
孫も生まれ「おじいちゃん代表」の北村氏、それに「最近色気付いてきた姉御」こと久美ちゃん、それに、春の訪れを前に「まだ天然の防寒着を着たまま」の私・・・
それに、当日日帰り組みで「北村家の婿」こと田中達也(以下・達)&「愛媛から一人放浪の旅中」の鈴木さんとも合流。
また、長野からは黄門様ご一行「いつもニコニコ長野の黄門様」こと土屋氏・「お供のイケメン介さん」の斉藤氏も現地での合流。しかし、黄門様ご一行の釣り場は別で入間へ悪者退治に行くという・・・

初日の28日は、MFG東日本主催の伊豆大会に参加。
南伊豆・大瀬に本部置き受付&検量を行うもので、毎年参加しているメジナシーズン初めの大会となる。
私達3名と達&鈴木さんは、受付を済ませた後に目的地の石廊崎へ向った。北村親子に久美ちゃんは「岡の丸島」へ、W鈴木チームは「赤島」へ分かれて釣りを開始・・・
赤島へ渡った私達「チームW鈴木」は、兄・鈴木が数枚のメジナをキャッチするものの、強風&低水温で攻めきれず、根性も情熱も無くなり早上がり宣言をして「玉砕!」

そんな中、岡の丸島に渡った北村親子に「悲劇!」が・・・
開始早々、磯デビューしてから初めて使う「外ガイド竿」を手にした久美ちゃんがやってくれました!
予想外の展開?久美ちゃんに44.5cmの口太メジナがヒット!
いつものようにタモも用意せず釣りを始めていたので、上がってきたメジナのサイズを見た達があたふたとタモ入れレスキュー、そして、タモに納まったメジナを見ておじいちゃん呆然・・・無言に・・・

そのまま、終了時間を迎えた私達は港で着替えた後、検量所に向う車中で「これじゃ、明日は雪だな」と冗談交じりで会話を弾ませていたのだが・・・(これが、現実になるとは・・・)
大会検量に魚を出した久美ちゃんは、大型魚に0.5cm足りなかったものの「特別賞」のビールを貰い更に大興奮!
黄門様ご一行も、今回は悪者に逃げられたらしく、黄門様の土屋氏からは「是非、久美ちゃんを黄門様ご一行に招きいれ、悪者退治に協力して欲しい」と打診を受けた(笑)

庄内の秋野氏に続き北村親子をもまとめて撃破した久美ちゃん・・・この姉御、恐るべし・・・
※石廊崎・宮島丸のブログに久美ちゃんの勇姿が載っていますので、皆様、ご覧下さい!

前日、玉砕した私と北村氏は2日目の妻良に勝負を賭けました!
前夜、外浦の「ちどり」に宿泊し、早朝4時に宿を出て5時に妻良港へ到着。
船長に挨拶を済ませた後、荷物を用意し5:30に港を出船しました。

妻良港は、ワンドの奥に港がありワンドの入り口に2本の離岸堤があるため、多少の西風なら湾内で竿が出せる地形となっています。また、ワンドの外にも多くの磯が点在し、最近、岡田さんや北村さんのお気に入りの場所となっているのだ。

当日の水温は13℃、北東風が強い状況でしたが船長が私達3名を降ろしてくれたのは、妻良の中でも沖に位置する一級磯の「平島」。
早速、三人とも釣る気マンマンモードでコマセを用意した。
私のコマセブレンドは、マルキュー・遠投ふかせTR・V9SPを各1袋にオキアミ6Kgを混ぜたもの。
最近、私はメジナ狙い時にこのブレンドが最も使いやすく信頼しています。

コマセを作り終えた北村氏「俺は、ここでいいや」と沖向きの釣座に構える。そして、久美ちゃんには船着け場で足場の良い場所を勧め、私は、沖向きのハエ根の上から竿を出すものの手前に大きなハエ根&大サラシで遠投して沖を狙うのも厳しい。
1時間ぐらい経ったであろうか?北村氏に待望のヒット!30cmぐらいのメジナをタモに入れようとしたが、途中で断念して抜き上げた。その後、同じ場所で北村氏がバラシ&高切れ・・・久美ちゃんに教えながら内側で竿を出した私も一匹メジナをキャッチ。その後、また沖向きへ戻る。その後から、サラシがきつくなり釣りにくくなったのか?今度は北村氏が内向きに移動。そして、バラシ・・・「ここは、釣座が少なくて釣れないから場所を変える」と船長に連絡。私も誘われたが、一級磯を空けるのも乗せてくれた船長に申し訳ないし、釣れそうな予感があったので平島に残った。

北村氏が移動後、内側で開始した1投目からメジナがヒット!
その後もコンスタントに数枚のメジナが上がり久美ちゃんもメジナをキャッチ。久美ちゃんもメジナを釣り上げ私も一安心したのだが、その後、潮も止まり食いも渋くアタリの無い時間が続いた・・・
しかし、潮が流れ始めたと同時に軽い仕掛けで深い棚を狙っていく私にヒット!再びメジナがポツポツと釣れ上がった。

久美ちゃんに、同じような仕掛けに変えさせ同じ棚で狙うようにアドバイスし、釣り方をレクチャーしているとメジナがヒット!
ここで、またもや「姉御、本領発揮!」
30cmぐらいのメジナをヒットさせた久美ちゃん、手前まで寄せたのだが勢い余って根の上にメジナを乗っけてしまった。良く見ると、ハリはメジナの唇にちょこんと掛かっているだけで今にも外れそう・・・私は、急いでタモを磯に貼り付けてなんとかキャッチ!タモに収まったメジナからは白子も垂れ、私が春の訪れを感じていると久美ちゃんが「この白いの何?何?」と・・・興奮気味!
私は「これ、メジナの白子だよ」と答えると、いきなり久美ちゃんが大興奮!(最近の女子は白子で興奮するらしい・・・)
その後も、釣りをしながらクスクス笑う久美ちゃん、俺が「何笑ってるの?」と聞くと「だって、精子でしょ、メジナの・・・」と思い出し笑いをしながらメジナを狙う久美ちゃん。この女、恐るべし・・・

上がり間際、磯を変えた北村氏を遠目で見ていると、北村氏にヒット!やりとり・・・バラシ・・・
見たくないものを見てしまい、そのまま時間となり終了した。

最終的に、私は最大41cmを頭に、6枚(タモ入れ寸前にハリ外れ数匹・・・)
久美ちゃんは、30cm〜35cmを2枚。北村氏1枚にバラシ多数・・・

海の中は春の訪れを感じさせる釣行となった。

しかし、そんな春の訪れを感じていた帰り道、土肥からの峠道で雨が降り始め上っていくうちに雪になり一面真っ白。「下に降りれば大丈夫だよ!」と言っていた北村氏だったが、高速の渋滞情報を見てビックリ!富士五湖道路は雪の影響での事故で通行止め。御殿場周辺は大雪、下道の国道もチェーン規制、東名は除雪作業で渋滞20キロ・・・
釣行の数日前にスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに戻してしまった北村氏、家に「雪で遅くなる」と報告したのだが、奥様に「なんでタイヤを戻しちゃってるのよ〜」と起こられる始末(笑)

この雪も、あの女の影響だということは言うまでもない。
みなさん、今後、久美ちゃんと一緒に釣行する際は「何かを起こす姉御」に注意!
                                                                                                                 報告 鈴木勝也