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「冬の風物詩!」たまには、こんな釣りにも行っています。

「山中湖 ワカサギ釣り」

冬も終盤に差し掛かり2月4日は立春。立春とは暦の上で春の始まりを表す二十四節気の1つで「冬至と春分の中間に当たり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から立夏の前日までが春となる。九州など暖かい地方では梅が咲き始め、暦の上ではこの日が寒さの頂点となる」そんな、立春の翌日2月5日に山中湖へワカサギ釣行に出掛けました。

山中湖は、私や岡田さんなどウキ工房の埼玉メンバーが伊豆釣行の際に通るルート「富士五湖有料道路」の横に位置し、埼玉から伊豆に行くまでの丁度中間点に位置します。早朝、4時に待ち合わせ6時すぎに山中湖へ到着。その山中湖周辺は、一面雪景色・・・しかも、朝晩の気温はー11℃、日中の最高気温もー1℃と+にはならない予報。しかも、山中湖「凍ってんじゃん・・・」しかし、時代は良くなったもので、そんな極寒の寒さでも「ポカポカぬくぬく」とワカサギ釣りが出来るのが「ドーム船」といわれる屋形船形式の室内釣り船。船中に穴が開いていてそこから仕掛けの上げ下ろしができるのですが、船内は暖房が完備され水洗トイレはもちろんレンジやポットも用意されている。しかも、今回の船には大画面薄型テレビにカラオケセット・・・と、いたせりつくせりの装備。どこかの渡船とは大違い・・・
そんな豪華なドーム船に乗り込みいざ出船!
船は、湖面の氷を割りながらポイントに到着。船がアンカーを降ろし固定準備をしている間に、私はタックルと仕掛用意をした。もちろん、ワカサギ釣りでも釣具は進化していて、リールは「電動リール」で竿の長さは約30cm、そのタックルに5本針の仕掛けで針にはエサの赤虫をセット。開始の合図を待つこと約10分「はい、やってみて下さい」と船長からの合図で、みんないっせいに仕掛けを投入。

仕掛けを底付近まで降ろし、竿で誘いを掛けてワカサギを食わせるのですが、さすがに魚が小さいだけあってアタリも小さい。しかも、食い上げや横アタリなどアタリの種類も多く、水中の魚の動きを想像しながら判断するから難しい。そんな複雑なワカサギ釣りだから、その魅力に魅了される人も数が多いのでは?と思ってしまう。そんなことを考えながら釣りをしていると、当日初めてのアタリ!小さいながらも小刻みに竿を引き込んで綺麗な魚体で上がってきた第一号のワカサギちゃんをゲット!
午前中は、ポツリポツリと釣れ上がる程度だったが、午後になると急変。魚群探知機の一面にワカサギの反応が現れ、水面直下にワカサギの魚影も目視できるほどに・・・もちろん、ワカサギ釣りの醍醐味ともいえる「多点掛け」も連発し、最終釣果は300匹を越えるまでになった。

この時期のワカサギは、脂も乗り抱卵しているので食べても美味!
冬になると、海は西風が強くなる時が多く、荒れて磯釣りや堤防釣りなどが困難な時は、こんな釣りもいかがでしょうか?
今度、岡田さんにウキ工房製の「ワカサギ電動リール」でも作ってもらおうかな・・・?