渚釣り用クロダイ配合餌 B(ビーチ)チヌ遠投・講習&実釣会

最近、レポートを御無沙汰しちゃってすみません・・・

決して「食べ過ぎて動けなくなった」ではないので御心配無く!(笑)

今年に入り、ウキ工房関東支部の新年釣行以降から仕事が忙しくなり、また、釣行の予定を立てても海が荒れて中止。そんな事も続き、最近は近場でできる「ヘラブナ釣り」に通っています。仕事の業務命令?もあったりして・・・そのヘラブナ釣りのレポートは後で紹介するとして、今回はちゃんとしたウキフカセ釣りでのレポートをさせて頂きます。
最近、ウキ工房内を騒がせている釣りがある・・・「新しい釣り場の出現?」ということで密かなブームとなっている「渚(砂浜)からのクロダイ釣り」。
皆さんも、フィッシングショーのマルキューブースにて見て頂いたと思いますが、来月5月に発売予定の「渚釣り用クロダイ配合餌 B(ビーチ)チヌ遠投」。このエサの出現により、ウキ工房内部の動きが活発になっています。その、「Bチヌ」の講習&実釣会が4月20日(金)、マルキューさん主催により静岡県の沼津「千本浜海岸」にて開催されたので、私はアシスタント兼参加者として行ってきました。
当日、講師を務めるのは勿論、岡田さん。そして、沼津の重鎮、ウキ工房HP内の「伊豆通信」でお馴染みの高橋さんである。そして、最近やる気を出し?伊豆や千葉などに惜しげなく足を運んでいる、ウキ工房の長男兄貴こと山形・庄内の秋野さんもアシスタント兼参加者として参加しました。
本当は、ウキ工房HP内の「鹿島灘通信」でレポートを書いて頂いている、ウキ工房三男?茨城の武ちゃん(伊藤さん)も参加予定でしたが仕事の都合で不参加に・・・そんな感じで、最終的のいつもの「親父」「長男」「末っ子」の三人が揃ってしまいました。
そして、なんと今回は、マルキューさんの意気込みも強く「動画撮影」もやるようだ。緊張気味の岡田さんと高橋さんを横目に「うちらはアシスタントだから〜」と、長男と末っ子揃っていつもの「お気楽コンビ結成!」(笑)
当日、マルキューさんのメンバーと6時に千本浜駐車場に待ち合わせ、会場の用意などをした後、続々と参加者が集結。今回の参加者は、近隣釣具店のスタッフさん達を中心に総勢約30名。
マルキュー営業本部 下山部長の挨拶から始まり、岡田さんから今年のフィッシングショーでマルキューブースにて紹介されていた渚からのクロダイ釣り専用配合餌「Bチヌ遠投」の開発経緯や付けエサとのマッチング、そして、砂浜からのクロダイの釣り方、仕掛けのセッティングとオススメのタックル紹介などが行われた後、5月に発売予定の「Bチヌ遠投」を参加者にも配り実釣にて使って頂きました。広大な砂浜に参加者みんなが広がり釣りをする風景は、初めて見るので圧巻です。
岡田さんと高橋さんはマイクをセットしカメラの撮影もしているので、私と秋野さんの「お気楽コンビ」は撮影&参加者の邪魔にならないように奥のポイントに並んで入り釣りを開始。しかし、今回もこの「お気楽コンビ」の二人が何かを起こす・・・
釣りを開始した岡田さんと高橋さんであるが、カメラで撮影されて緊張していたのか?高橋さんはバラシ・・・、岡田さんは集中しているがアタリもないらしい・・・お気楽コンビは?というと。

秋野さん 「おーい、勝也。アタリはあるか〜?」

私    「ぜんぜんウキが動かないですよ・・・」

秋野さん 「くわせオキアミSP チヌLが残ってくるから、クロダイはいるんじゃないのかな?」

私    「本当に、こんな砂浜で釣れるのですかね・・・?」

そんなやり取りをしながら釣りをしていると。秋野さんが・・・
「お〜、食った食った〜」とクロダイがヒットし、カメラマンがダッシュで秋野さんに掛けより撮影されながら48cmをキャッチ。
その後、秋野さんは35cm前後のクロダイを追釣したが私のウキには反応が無く・・・沈黙。
長男兄貴は止まらず「アッ、ウキが入った!アッ、戻って来ちゃった・・・でもまた食った!」と三匹目をキャッチ!
岡田さんも「今日は珍しくベタナギだし、春の珍事が起きてるな〜」と秋野さんをからかうが・・・この雰囲気、いつもと違う・・・秋野さんに先を越された感じで・・・ヤバいかも・・・慣れない釣り場に慣れない釣り方、しかも、横で秋野さんにバンバン釣られるのにも私は慣れてはいない、もちろん岡田さんも・・・
(笑)しかも、俺「腹減った・・・」マルキューさんに用意して頂いた弁当をピクニックみたいにみんなでしゃがんで食べる。こんな楽しみも渚ならではのことであろう。今度は「バーベキュー」でもやりながら釣りがしたいですね!とひと時の団らん。そして、弁当を食い終わり腹も満腹「戦闘再開!」と気合を入れ、コマセを作り直して再度釣り始めた。すると、私の使っていた「スナイパーロング」のトップがピョンと海中に消し込んだと思ったらすぐに浮いてしまった。
仕掛けを回収してみるとオキアミの頭だけ取られてる・・・「これ、クロダイいるぞ!」と、今まで以上に仕掛けに張りを作り付けエサを先行させるように流していくと・・・ウキがゆっくりと海中へ沈み込んだ!
糸ふけを取り穂先で魚信を確認!更に引き込んだところでアワセを入れると強烈な引き!そして竿を絞りあげる。その引き具合から大型のクロダイだと確信!私にクロダイが掛ったのを見ていた岡田さんが「待って、今、撮影するから!」と、またもやカメラマンがダッシュで私に駆け寄る。カメラを向けられると、さすがの私も緊張・・・。その緊張を隠すようにゆっくりやり取りを行い、上がってきたのはやはり大型のクロダイ!
そして、クロダイを手にしてカメラに向けてニッコリ「ハイっ、こんなの釣れました!」とカメラ目線(笑)後に計測したらジャスト50cm。
私のクロダイを撮影して頂いた後に講習会も終了となり、マルキューさんのスタッフとカメラマンさんも帰宅。残った岡田さん・高橋さん・秋野さん・私の4人で残業するが、クロダイの追加はできずに終了となった。最近、メジナやクロダイ釣りをしていて、良く聞くのが「オキアミの頭だけ取られている。食いが渋いかもしれないからハリのサイズを小さくしよう」という話。もちろん、間違いではないのだが・・・私は、逆で「オキアミの頭だけ取られるのであれば、魚がオキアミの頭をくわえているはず。そのオキアミの頭にハリ先があれば掛るのではないか?
また、ハリサイズを小さくして魚が食い込めば良いのだが、ハリを小さくしても頭だけしか取られない状況であれば、余計にハリに掛けるのを難しくしているのではないか?という発想で、いったんハリのサイズを大きくしてから、それでもハリ掛かりしなければハリのサイズを小さくするようにしています。厳寒期の冬の口太メジナ狙い以外では、ハリのサイズを大きくして良い結果をもたらす場合も多いので、ハリサイズを小さくしても掛からない場合は、是非、大きめのハリを使ってみて頂きたいと思います。
5月に発売予定の「Bチヌ遠投」そして、緊張している岡田さん&高橋さん、はたまた「お気楽コンビ」の渚クロダイが各お店で放映されるのをお楽しみに!!

タックル・仕掛けは下記の通りです。

ロッド・シマノ 極翔硬調黒鯛 1.5−53

リール・シマノ BB−XテクニウムMG2500D

ウキ・ウキ工房 スナイパーロング Sサイズ・ウキ工房 渚チヌ Sサイズ

ライン・サンライン ビジブルマーキー 2号

ハリス・サンライン 松田SP競技ブラックストリーム 1.5号

ハリ・金龍 勝負チヌ4号

コマセ・マルキュー Bチヌ(プロトタイプ)×1袋 チヌパワーV10白チヌ×1/2袋 オキアミ3kB

付けエサ・マルキュー くわせオキアミSP チヌL

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