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兵庫支部釣行報告

5月29日()

今回は、来週の講習会の打ち合わせと、下見を兼ねて家島群島・西島に行ってきました。

前日の低気圧の影響で風が強いと、船長が判断して西島の湾奥に行く事にしました。お客さんも少なく、6人中フカセは2人、紀州釣りが4人という事もあって湾奥の防波堤に4人降りて、フカセの1人が近くの磯に降りて私の番になり、船長が「どこがでもいい?」「お任せで!」と伝えて向かった先は、さらに奥に有る通称「コブ鯛場」・・・嫌なネーミングです。船長に聞くと秋口はコブ鯛が入れ食いらしく「試しにやって見て!」とのこと・・・嫌な予感を抱きながらコマセの準備をして開始準備を手早く済ませ、海面を見ると撒き餌を入れる前に小フグが群れている・・・撒き餌を入れると幼稚園の子供の様に小フグでにぎやかだ。取り合えず沖から攻めて見たが、潮が動かず手前は浅い為か小フグが水面に背びれを出して沖にまっしぐら!・・・30分もしないのに針は無い。道糸まで悪さして大事なウキが流れていく。さらに1時間程した所で釣り座左側で小船が作業をしている・・・よーく見ると網を上げているではないか!!
フグに泣かされ、漁師さんに泣かされ最悪です。少し釣り座を右に変えて見るがフグのアタリのみ。少し休憩して小フグの動きを見ながら作戦を考える事に!・・ガン球を打った時、外した時、オキアミの付け方、練りエサを付けた時など30分かけて試した結果で作戦を組立てさぁー開始っと思ったら今度は別の漁師さんが網入れを始めた。時計を見ると9時だ、気持ちが折れない様、根気良く打ち返して行くと新たなお客が団体できたではないか・・70クラスのボラの大軍!!・・・しかしボラのおかげで小フグは沖に出なくなったのでコマセワークで40匹位いるボラさんを交して行くよう頑張って打ち返すとデルタ1SSが海中にフグとは違うアタリが!!・・・すかさずアワセると凄い締め込み。数分のやり取りで上がってきたのはビッグサイズ(53センチ)ようやく1枚・・・やれやれです。エサ取りのパターンが分かれば何とか釣果が伸びるはずだ。仕掛けをより軽く、より自然にサシエサを落として行くとやはりキタ!!。またまたビッグサイズ(48センチ)「よし、今からストレス解消だ!」ボラの動きを見ながら撒き餌を入れて海中を観察すると、ボラの下で撒き餌を拾っているチヌ発見!!ボラの動きを見ながら仕掛けを入れ込むと一気にウキが消えて行く。型は小ぶりだがゲット、一気に7連ちゃん。しかし暑い!湾奥で風は無し太陽がんがん、冷たい麦茶を飲みサイズアップを狙ってほんの少し沖を攻めて行くと数回で答えが出て良型ヒット。45センチ程のお腹パンパンのチヌだ。時間を見ると1時であと30分程で終了だ。もう1匹追加したいと考えながら打ち返すと道糸が走った。素早く取り込み残り15分でラストチャンス。ボラの下に絶対居るはずの良型を信じて狙って見ると一気にウキが消えた。引きを楽しみながら取り込み終了、最初は心配しましたが、計13枚で納竿でした。