去る11月最後の30日〜12月の1日の2日間に秋田県男鹿半島に行って来ました。
私はちょうど休みだったのでどこに釣りに行こうかと考えていた時、そろそろ男鹿半島のマダイも良い時期に入っているのではないかと思い、釣友の渡辺和幸氏に電話をかけて状況を聞いたら、「今、絶好調だから良いですが、前の日の29日に釣りに行く予定しているので私には同行出来ない」と言うが、私は一人でも良いから行きたいと言って前日の彼らの報告を待っていたら夕方電話があり、第一声「悔しいー1発切られて、2発ハリ外れでバラシ、獲ったのが65pのマダイ」と他に40cmオーバーのクロダイだったと、無口な和幸が興奮気味に電話してきた。
 明日も良いが雨が降るかもと言っているが雨などマダイを獲るためなら平気な私は男鹿半島に行くのを決断。
朝5時過ぎに男鹿の加茂青砂の漁港に着いた。直ぐ支度をして船に乗り込み、前日に和幸がバラした大マダイを獲りに同じ磯のトビ岩に運良く乗る事が出来た。
「よーし、これから勝負」とコマセを作り、状況は北風が強く波1.5m・・・ 先端からと陸側からと同時にサラシが出るので釣り辛く、船着きは足が洗われる位の波が時折来てダメなので一段高い所からやる事にした。
ウキはスナイパー・レッド(M)G3のトップをイエローに替え、道糸、ハリス共、4号で狙う事にした。
期待をこめて和幸から聞いていたウキ下3.5ヒロにセットして1投目・・・ウキが動かないなーと思っていたら、なんと根掛かり!・・・今度は3ヒロにして2投目、またもや根掛かり!・・・がっくりして意気消沈、2.5ヒロにして三投目、今度は根掛かりしていない様で流れている。
 サラシとサラシのぶつかっている所でウキがスパッと消え、アワセると手の平サイズのチャリコだった。
足元にはコマセにエサ取りが海面まで追って食っているのが見えるのに約20m先ではチャリコが食うようでは遠投かなと思い、4投目は先ほどウキが入った所へ直接投入して足元にコマセを2発入れ、ウキの近くに2発入れて足元を見ていたら、先ほどまで見えていたエサ取りが見えない!・・・あれっ、おかしいなと思った瞬間に、手元にドンと衝撃が走り、なんだという感じで俺を海に引き込もうとしているヤツがいる。負けていられないので引っ張り返して寄せてきたら赤いのが見え、浮かすと50cmちょっとのマダイだ。結構引きが強かった割には小さいなと思ったが最初だから良いかと思って、釣りを続けたが最後まで手の平位のチャリコが時々釣れて来る位でその日は終わってしまった。
 次の日、しんじょう岩に乗せてもらったが、前日は良かったらしいが前日より更に波風が強く立って居られない位の風が吹いて、雪が降り、とても寒く、とても釣り辛く、35〜38p位のクロダイに、3尾に終わった。一緒に同じ磯に乗った人はクロダイ1尾だった。
他の磯も、この日はマダイの釣果は無かった様で、船頭は少し水温が下がったかなといっていた。男鹿もこれから、まだマダイ、寒クロダイと良いシーズンに入るので私もまだまだ通いますから皆さんも男鹿半島遠征計画してはいかがだろう。
P.S防寒対策は十分に!
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