新潟県粟島で大型のマダイゲット!・・・


菅さんも43pのマダイをゲット!・・・番長は・・・? その他4名は・・・?

佐藤貴如さんは62cmを上げて・・・
「笑いが止まりません、番長の落ち込む姿が・・・」


せっかくの良型もタモの中では大きさが分りません。(石黒さん、今度は
自分で捕ってね by岡田)


石黒さんのマダイを借りて記念撮影!?・・・
(おまえなに考えてんだ、アホ! by岡田)

 去年、粟島のマダイがアタリ年で爆釣した噂を耳にして、とても行きたがっていた庄内支部の榎本真一事務局長が私に再三粟島に行きましょうと誘うので、「おまえが幹事をして計画したら行く」と言ったら本当に計画しちゃった、あらら・・・・・。
という事で6月2〜3日で新潟県にある粟島にマダイ釣りに行く事となった。 
先月、5月13日に新潟県糸魚川にある、えびす釣具店さんの大会に御邪魔した時に関東支部長の矢島博之支部長にポロッと話をした所、粟島に行きたいと言うので、じゃー一緒に行こうという事となって、後日榎本氏に矢島氏から田中氏と二人で同行させてほしいと依頼があり、関東から駆けつけた。
粟島出発当日、岩船の粟島汽船乗り場で合流して庄内支部6名、関東支部2名、総勢8名で粟島のマダイ狩り?に9時30分発の高速船で向かった。
約45分で粟島に到着し、直ぐに民宿「市左衛門」の女将さんが出迎えてくれた、ワゴン車2台に荷物を詰め込み、民宿のある釜谷地区に向かったが民宿には寄らず、港に行き渡船場に行った。
現場には長幸丸の船頭さんが待っていてくれた。我々も身支度を整え、釣り場に向かったが、北寄りの風が非常に強く吹いて、昼から更に強くなる予報なので風を避けてワンドの奥の方で我慢しながらの釣りだったが、全員がイナダ、ワラサ、メバル、ウマヅラ、カンダイなどの外道ばかりでたいした釣果も無く、初日の釣りを終えた。
庄内支部の最長老で私の会社の同僚でもある石黒俊昭氏が気を利かせて芋焼酎を差し入れてくれたので、夜は当然の事ながら、かなり盛り上がったが民宿の女将さんに「明日も朝早くから釣りだから早く寝ないと起きられないよ」と怒られ、渋々フトンにもぐり込む。
2日目・・・起きたら前日の風もおさまり絶好の釣り日和!・・・これなら良い釣りが出来そうな予感だ。昨日女将さんに怒られ早く寝たのでみんな目覚めが良く、準備を整え船着場でジャンケンでその日のパートナーと渡船順番を決め荷物を積み込み、渡船時間まで船頭さんを待つ時間まであった。珍しいでしょう・・・(オマエにしてはな!?)
出船を待津間、他の民宿に泊まっていた釣り人達が一便ニ便と行き来している。我々も船頭さんが来て直ぐに船を出してもらい沖磯へと向かった。
磯場は前日のうねりがまだ残っているが東からの風の為、徐々に落ちていくのは判っていた。最初に降りたのは関東支部の田中達也氏と庄内支部長の佐藤昭広氏が「ガリガリ」という磯に降ろされた。結構沖に面した磯で前日からのうねりでたまに足が洗われそうになるので結構きつそうだったが渋々彼らは降りた。次に庄内支部の佐藤貴如氏と菅 克男氏が少し北側の内寄りに降り、次に私と石黒俊昭長老が更に北側の奥まった磯場に降ろされた。そして最後に関東支部長の矢島氏と庄内支部の榎本氏が北に向かったかと思っていると南戻っていった。北側は人気が高いので場所が無かったものと思われる。戻ったということは余り良くないポイントに降ろされるだろうと予測はついた。
我々のポイントは足場が悪く、小さな磯で沖側からのウネリで我々の前にある磯からサラシが足元まで来ているため、沖を向いて釣りをする事が出来なく、内向きに竿を出すしかなかった。陸に向かって右側から沖からのサラシの延長が来て、良さそうな感じなので、少し足場は悪いが、そこから石黒氏にそのポイントから釣りをしてもらう事にし、私はその3mほど左側に入った。と言うよりそこしか出来るポイントが無かったのだが・・・他のポイントを見るとみんな沖側を向いて釣りをしていて今にも釣れそうな雰囲気だ。石黒氏と「今日は周りのみんなから見せられて終わりなんじゃないか」と朝イチで話をした。
我々も竿を出し始めて直ぐ、一番良さそうな沖側の丸型の磯で早くもマダイが掛かり、少しのやり取りの末、タモに収まり写真取りをしているのを見せられ、「うらやまし〜い」
タナゴやメバル、イナダ等は釣れるものの、マダイのアタリも雰囲気もまったく無く、飽きてきた。9時過ぎに見える所にいた佐藤貴如氏の竿が大きく曲がった。
曲がりからしてマダイの雰囲気だったので見ていたら菅さんがタモ入れをアシストして収まったのは62pのマダイだった。
貴如氏はこっちを見るなり、「どうだ」と言わんばかりにマダイが入ったタモを高々と上げ我々に見せて付けている。私は手を振って応えていると隣に居た石黒氏が「あっ」と言い、振り返ると竿が大きく曲がり水面まで竿先が入っていく!・・・石黒氏は大きなマダイを取った事が無く、「ああぁ〜ん」と意味不明な言葉を発してから腰が引けてしゃがみ込もうとして「助けてくれ」と私の応援を求める。彼とバトンタッチして私が竿を持ち、グッと握り竿でためたら下でギランと光った。石黒氏にマダイだと伝えたると「絶対にバラすな、絶対獲れ」と命令口様で言われた。
なんとか浮かして一発でタモ入れ成功、石黒氏に写真を取るからマダイを持ってくれと言ったら「磯場が狭いから手が滑って逃げられるからタモに入れたまま撮ってくれ」と言われ、私も彼とは長い付き合いでドン臭く天然ボケは知っているのでタモに入れたままの写真に
なった。私も彼のマダイを借りて写真に収まる。だって取り込んだのはオレだから半分は権利がある?(あるかアホ!)68pの立派なオスのマダイだった(タモ入れ直後に白子を出していた)。
その後はアイナメやミニカンダイ<メジナ等単発で釣れるもののマダイのアタリは無く納竿となった。港に帰ると菅さんも43pのマダイを獲っていてその後に一発ハリ外れで良型をバラしていたらしい。昭広氏は二日間とも磯ギワでマダイの姿を見たと言っていたのでマダイは結構居るのだと思われるが、凪続きで海が澄んで10m以上水深があってもスケスケに見えるほどの状態が続いているので、地元の船頭や民宿でも一荒れほしい所だと言っていた。
今回、初めて粟島釣行を計画して8人で68p62p43pと3尾のチャリコ(TEAMウキ工房ではそう呼んでいる)に終わったが今度来る時にはTEAMウキ工房でもマダイと言われる80pオーバーを獲りたいと思う。
現に初日の午前中、我々が到着前に94p9kgのマダイが上がっていた。
粟島は夢のマダイアイランドかな?                            BACK