日本列島・気まぐれ釣り紀行No37


コマセや仕掛けは自分で作れるようになりました。

この日のこコマセはTZ遠投にV9を使用

「刺身も美味しいけどカラ揚げも美味しいよ」と、もう食べることを考えて
いるところは母親似?

「オレこんなのしか釣れなかった!・・・ほんとクヤシイ!。でもレバーを握っ
ていればオレの勝ちですよね」とリョウ

 「釣りなんて、ただ棒を持って立ってるだけじゃーない。なにが面白いの?・・・訳わかんなぁ〜い」とほざいていた娘が急に釣りに連れて行けと言い出し、その訳を聞いてみるとカレ(リョウ)と釣堀に行ったとき、カレはいっぱい釣れたのに自分だけ釣れず、すごくくやしかったと言う。そこで手軽なワカサギ釣りに連れて行ったのだが「ウジ虫だ!・・・気持ち悪〜い」「こんなの食べてるワカサギ食べたくない」とやたら文句を言う。そしてドーム船のため、磯釣りの渡船なみに料金が掛かる。そこで堤防周りで小メジナでも釣らせておけば安上がりだし、オキアミだから自分でエサを付けられる。
 こうして沼津の堤防に連れて行き、まずは仕掛けの投入、エサ付けを教えて第一投・・・するとウキがユラユラ海中に消えた。
 「ウキ沈んだよ、釣れたの???」そして竿を引き込まれる。
 「キャーッ、重たい、重たいよ!・・・どうしたらいいの?」とパニック状態。
 「リール巻いて、あぁ〜あ、巻きすぎだ、竿が折れる」・・・しかし、時すでに遅く穂先がポッキリ!・・・それでもなんとか取り込んだのは手のヒラほどのメジナ!
 「びっくりしたぁー、海に引っ張り込まれるかと思った」と言いながらも数尾釣り上げると竿も折らずに一人で取り込めるようになった。この帰り道・・・
 「今度は磯に行きたい。磯の方が大きいのが釣れるんでしょう」と言う始末。

 「堤防で練習してからな」とその場はゴマかしたのだが帰ってからも二人の「磯に連れてけ、磯に連れてけ」コールに負けて2月の初旬、ナギの日を見計らって西伊豆の仁科に向かった。
 「しばらくだなぁー、おめえの娘っ子かぁー、じゃーイカい(テカい)のを釣れ。今日はどこにする?・・・ヤトリでイカいのが喰ってるぞ」と紋蔵丸の船長。でもデカイのが喰っても、コイツらでは捕れない。
 「小さくても数が出て足場のいいところ。赤島かイヌジマでいいよ」と言うと
 「せっかくイカいのが喰ってるのに、もったいない×○※△・・・・」と文句を言いながら「イヌジマ」に船を着けた。

 コマセの作り方をリョウに教え、その間に私は娘の仕掛け作り。
 「楽しみで寝られない」と言うので前夜、即興でハリ結びや仕掛けの作り方を教えて置いたのでリョウは何とか自分で仕掛けを作り釣り開始・・・
しばらくするとリョウの竿が曲がっている。
 「巻け、巻け、巻きすぎるな」となんだか分らないことを叫ぶ私!・・・そう、私がパニックてしまった。
 そして30cmちょっとのメジナを引き抜く。これを見た娘は

 「なぁーんだ、小さい。そんな子供をいじめてどうすんの」と言いながらもくやしそうな娘。だが、いい潮が流れているのに娘にアタリはなく、リョウは毎回のようにアワせている。しかし、竿は曲がらない?・・・どうせ仕掛けが根にアタっているか潮に吸い込まれているのだろうと思っていたが、しばらくすると
「オトん、リールが壊れた。糸が出ちゃう」と言うので行って見ると、リールのレバーを押さえずにアワせているのだ。そのため、頻繁にアタってもハリがかりしなかったのだ。
 「糸がピューって出て行くんだけど釣れないんですよ」と言うのでレバーを握ってアワせるように教えて娘の所に戻った直後・・・
 「あぁー釣れた、重い、重たいよ、また竿が折れるよ」と娘が叫ぶ!・・・
 「竿を起こせ、立てろ」竿を折られてはいけない!・・・またもや私がパニック!・・・ノサれた竿は最初だけ私が手助けして起こしたが後は自分でなんとか足元まで寄せ、タモに納めると36cmのクチブト。これを見た娘は・・・
 「美味しそう」の一言。そしてくやしがるリョウ・・・しかし、しばらくすると頻繁にリョウにアタリ・・・しかし、上がってくるのはタカノハダイやイスズミ、ハコフグ、そしてアイゴと外道の連続。毒があることは前回の沼津の堤防で教えておいたのでハリスを切ってリリース。
 「リョウくん、食べられるサカナ釣りなよ、まぁ無理か、いいよ、私のメジナ半分上げるから」と余裕だ。しかし、再び娘にアタリ!・・・すると先ほどまでの余裕も・・・
 「重い、引っ張られる。オトン、来て!・・・」
 「自分で何とかしろ、もう手伝いしねぇーぞ。竿折るなよ」
 「ウッギャー、腕が折れる、逃げちゃうょ〜う」と奇声を上げながらも何とか足元まで自力で寄せると40cm近い良型だ。
 「あぁ〜びっくりした。オトン代わって、もう食べきれないからいいや、お菓子たべよ」と途中のパーキングでお土産に買ったはすのヒヨコサブレを食べ、弁当を食べ、今度はリョウをからかっている。
 そして私がメジナを取り込むと今度は「返して、私がやる」と竿を取り上げ、また掛ける。そしてアタリが遠のくと私に竿を持たせ、磯の上をウロウロしているのだが、分かる筈がないのに、なぜか時合いになると再び竿を取り上げ、掛ける。しかもすべて35cm以上のメジナだ。こんな状態で、なんと釣り2回目、そして磯釣り初挑戦で35cmから最大で39cmのメジナ6尾!・・・この日は川崎にある知り合いのクラブの例会だったのだか娘が竿頭。
 「カエルの子はカエルだな」
 「カエルの子はオタマジャクシたよ」と突っ込む娘に・・・
 「その辺もオヤジと同じだ」と言う船長・・・そしてその帰り道。
 「ほんとにクヤシイ!・・・こんどはいつ連れてってくれます」とリョウ・・・
 「こんどはクロダイがいいな、リョウくん、次は手加減してやるから」と満足そうな娘だが、次のクロダイの渚釣りでは!???・・・次回をお楽しみに。
 でも私はいつになったら釣りができるのやら。
渡船 仁科・紋蔵丸 0558-52-0326
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