北村則康の団塊オヤジの釣り日誌
青森・夏の磯マダイ「リベンジ釣行」





青森の竜飛・小泊(権現崎)で、磯マダイが好調との記事がウキ工房のホームページで紹介され、記事を見て触発されて「誰が」とも言うことなく8月20日(土)・21日(日)に6月に続きリベンジ釣行となった。同行したのは、6月にも同行した福島支部の佐藤峰雄さん・佐藤正司さん・渡辺洋さんと6月には釣行できなかった国井福島支部長と私の5名。当初は、岡田進氏も釣行予定であったが、前日にTELが入り「ゴメン今朝起きたら腰が痛くて動けない。行けなくなった。ギックリ腰・・・・・・?」と言うことで、自宅で寝たきり状態。青森での案内は、青森支部工藤勝昭支部長と長谷川一也さん。午後8時30分に郡山の国井氏宅に集合し荷物を積替え一路「東北道」を青森へ。今別町のコンビニで工藤・長谷川さんと合流し1日目の釣行場所「竜飛」へ。明け方の気温は16度。関東の昼間との気温差20度近くあり涼しいを通り越して寒い・・・・。しかし、日が昇れば暑くなるとのことでガマン。初日は、「裏竜飛」と言われている、竜飛岬より少し南下した日本海側の磯。ここは2回目である。一便は佐藤(正)・渡辺・国井さん、2便で私と佐藤(峰)さんが降り、最後に長谷川・工藤さんが各磯に。早速、磯の状況を確認しコマセ作り。半日分として「オキアミ3Kgにスーパー磯マダイ1袋・白チヌ半袋」。仕掛けは、今回はBBX-XT2号竿にハイパーフォースP3000DHCにミチイト3号をセットしハリス3号、・ウキはフィールドプラスS・3Bをチョイスし、ハリはグレ(メジナ)8号。直結部分に3Bのガン玉、ハリスに5号・6号のガン玉を、沖向きの竜飛岬方向に釣座を構え、タナ竿1本半。
潮は竜飛岬方向に緩やかに流れている。コマセは足元に撒いたが、「フグ」は見えない。仕掛け磯際に投入して張っていてもオキアミが残ってくる。
その後潮が替わり、やや当て潮になり磯際にウキが来た時、張っていたミチ糸が出で行き竿先に当りを感じ軽く合わせると元気のよいクロダイが姿を現したが、2号竿・ミチ糸・ハリス3号は余裕をもってクロダイを取り込んだ。ややほっそりしているが綺麗なクロダイ42p。その後暫らくチャリコも釣れないため、反対側の離れに移動。
チャリコが連続ヒットするもサイズアップせず手のひらサイズ。タナを浅くしたり深くしたり、ウキをG3・B等に替えたり投入位置を変えたりしたが、同じような状況が続き納竿となった。磯から上がると長谷川さんがマダイの45pを釣り上げていた。その他は、目立った釣果が得られなかった。磯上がり
後、今夜の宿である小泊へ移動。移動途中、「竜飛ライン」を走行中、日本海に沈む夕日が津軽海峡と北海道の絶景を照らし、誰かが翌日に期待をかけ「ご覧、あれが竜飛岬と人が言う・・・・。」と石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を口ずさんでいたが・・・・・・

2日目は、小泊の「権現崎」の磯。渡船の船長は、「この時期磯の釣人はほとんど居ないが、スキューバーダイバーの人に聞いたら磯の周りに結構マダイが居り、大きなマダイも見える。」とのこと。これは期待がもてるかも・・・・・。国井・佐藤(峰)両氏をオリパへ降し、佐藤(正)・渡辺両氏を無名磯に、そして私と・長谷川・工藤両氏が赤岩の磯へ。ここの沖向いは、2段の階段状のドン深になっており、水深20m以上はあるのではないかとの説明。潮は港方向に緩やかに流れる下り潮。ここも「フグ」はいない。開始後間もなく一番左側に入った長谷川さんがタナ2本半でマダイの37p程度を上げ、その後クロダイ(35p前後)も釣り上げた。私は昨日と同じ仕掛け。タナ2本でスタート。コマセは磯際に撒きながら様子を探り、タナ2本半に仕掛けを深くし若干沖を攻めていたら、いきなりミチ糸がはじき出て、25p程のチャリコがヒット。その後も昨日と同様、時々チャリコがサイズアップせずヒットし午後2時に終了。佐藤・渡辺両氏は30p前後のチャリコを5〜6尾ゲットしお土産に。今回は、マダイ君も夏休みで一服状態か又は・・・・・。残念ながら大型マダイはゲット出来なかったものの、ここ裏竜飛・小泊はマダイ・クロダイの魚影は濃く魅力ある釣り場(ちょっと、遠方なのが難点)。又、ロケーションも良く、機会があったらまた釣行したい。

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