クロダイファンの皆さん、お待たせしました
庄内磯は爆釣モードで開幕






私は37cm〜49cmを12尾、安達氏は37cm〜45cm
6尾と好調なスタートを切った。


庄内磯は爆釣モードで開幕!

クロダイフアンの皆さん、お待たせしました。待ちに待った庄内磯の雪も、ようやく解け、いよいよ春の乗っ込みシーズンも解禁となりました。
今年は遅くまで雪の降る日があり、何時になったら春が来るのだろうと、みんな心配していましたが寒い冷たいと言っているうちに春は、直ぐそこまで来ていました。
先日、4月10日に福島県の方にオジャマして義援金を届けに行って私が庄内磯を留守にしている間にクロダイが釣れたと言う情報があった様でした。
満を持して、4月18日に釣友でもあり同じクラブの仲間でもある安達克行氏と二人で釣りに行く約束をしていたので朝5時に集合して海へと向かった。お互い何処へ行こうという相談も無く庄内磯では当然のように「暮れ坪の深間」に着いた。
このポイントは庄内磯で毎年一番早くクロダイが釣れるポイントとして有名で春先には大勢の釣り人でにぎわうポイントであるし、4月10日の日もやはり、このポイントで釣れたらしい情報を得ていた。
現場に着くなり、寝起きの悪い私のやる気無いモードでモタモたしていたら他の釣り人がドンドン来て車を駐車場に止まり始めたので、あわてて着替えを済ませ釣り座へと足早に向かった。
朝一は、あまり風が無いが後で北西の風が吹いて来る予報だったので南に向いて竿を出せる南向きの先端の場所を取ろうと足早に歩いて行って、なんとかポイントを抑える事が出来たのでホッとしたら疲れがドッと出た、汗といっしよに。
二人でコマセを作り、仕掛けを作り、釣りの準備が出来たのは私の方が少し早く出来上がったので、安達氏に「御先に遣らせていただきます」と声を掛けて私は釣りを始めた。
その頃には、アッという間に10人位の釣り人が来ているのにビックリしたが、今日はたまたま時化後で海の条件も良く思えるが、同時にクロダイが釣れた情報が広まっているのを感じた。でもそんな事は気にしてはいられない、と自分の釣りに集中する事にして釣りを始めた。
開始早々、付けエサのくわせオキアミスペシャルチヌが残りっぱなしだ、これはクロダイが居そうだと直感した後、3投目でアタリがあり、じっくり待ってからアワセるとゴンゴンとクロダイ特有の魚信が伝わって来たと思ったらフゥッーと軽くなってしまった。仕掛けを回収して見るとハリは残っている。痛恨のハリはずれである。まだ水温が低くかなりクロダイの食いが渋いようだ。気を取り直して付けエサを付けて同じように流すと同じような所で、またウキが沈んで行ったが、今度はバラシは出来ないとじっくりしばらく待っていると道糸が少しだけ張って行ったので、ゆっくりと竿で聞いてみるとグッっーと引っ張っていくのを感じたのでアワセをいれると乗った。慎重にやり取りしながら浮かせると40cmオーバーのクロダイが海面を割って出て来た。一尾目にしてはまずまずかなと思い、心の中でニヤリとした自分がいた恥ずかしながら。
その後、直ぐ私がニ尾目を釣り上げると安達氏もようやく一尾目のクロダイを釣り上げた。周りを見ると結構クロダイに竿を絞り込まれる姿が見えるので全体で釣れている「今日は入れ食いモード」だと思った。
私達も代わり代わりのようにクロダイを釣り上げ、昼までに私が9尾、安達氏が6尾の釣果を得る事が出来た。私はもう十分満足だったが帰る訳にもいかず、安達氏と話をしていると別の釣友が次々と二人来たので場所を譲り、私達は遅めの昼食を取りながら周りを見ていると北西の風が強くなり沖向きに構えていた釣り人が次々と帰り支度を始めた。南向きの私達は風を背に出来るのでなんとか釣りが出来るので、私達も近くに入らせてもらい3人で釣りを続けた。私は狭いのでしばらく見ているとクロダイが食って来なくなった。北西が強く吹き波が高くなってきたからサラシが大きくなり釣りづらくなって3人共釣れないので私も竿を出してみる事にした。何回か仕掛けを投入していくと私のウキがスゥーとゆっくり沈んで見えなくなった。少し待ってから道糸を張ってみるとゴンゴンとクロダイのような魚信が伝わってきたので直ぐアワセると確かにクロダイの引き・・・しかも結構良型のようだ。ゆっくりと浮かせると45cmは有りそうだ、ヨシとタモ入れしてゲット。
でも午前中のような食いではなくポツリポツリとしか食ってこない。終わってみれば私が12尾、安達氏が6尾で私達二人が帰り支度している時に遅く来た釣友の紀氏が、なんとか40p位のクロダイを1尾釣り上げた。
今年の春磯は始まったかと思えば、いきなり爆釣モード突入か?・・・まだまだ先が読めない庄内磯から目が離せない状態なようだ。
これからもっと良くなってくれるものと思っているので、東日本、東北大震災の影響も、日本海側はほとんど影響が無く、自粛ムードから今度は景気回復の為に何かをやろうという雰囲気になってきているので是非、庄内磯へのクロダイ釣行を計画してみてはいかがだろうか。                 
                                     TEAM ウキ工房   秋野 豊
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