2012年・初釣り&新年会

初日(2012/1/7)須崎のなんとかと言う地磯

二日目・妻良でのスナップ 
協賛 (株)マルキュー YOU・SHI
 キンリュー サンライン ウキ工房 各位様


優勝はムコ殿・田
中達也さん


2位はでぶらり勝也

佐藤昭広さんは3
位入賞


4位 岡田

5位 北村則康さん

新年明けましておめでとうございます。

先ずはワタクシ、岡田から前日、須崎の様子をご紹介します。
福島や山形、関東の仲間と毎年恒例の関東支部主催による新年会に先がけ、下田の須崎に出かけた。妻良の磯を予定していたのだがウネリが高く、初釣りは釣りは下田の須崎で大島でも眺めながらのんびりやろう・・・と言うことで港に着くと、大勢の釣り人が!・・・
 「横根かなぁー」しかし、すさき丸の船長は人数が多いので全員須崎周りで、6時出船と言う。しかし、6時ではまだ真っ暗!・・・
 「尾山」でも行きますか?」と言う船長だが、外浦は、これまでいやと言うほど竿を出しているので、最後でいいから須崎の磯でやりたいと告げる。
6時に出船するが真っ暗でどのあたりを走ったいるのか、まったく分らない。しばらくして渡船を磯に着けたが・・・「ここはどこ?」状態だ。どうやら外浦の尾山のようで、ここから矢大臣、爪木島と降ろし、南北に長い「細間島」から我々の仲間の番がきた。ここは北村さんの得意な釣り場で案内を兼ねて北村さんの他の3人が降りる。そして次々に仲間が散ってゆき、私は番長、そして若い頃は手の付けられないヤンチャだった(らしい?)福島の佐藤正司さんと、何とか崎と言う地磯に渡った。ここを選んだ理由は・・・まず、まっ平らで足場が非常に良い。そして地磯の居着きの大型を狙ってのことだ。釣り場に降り立ち、まず番長が・・・
 「マサ、コーヒー」
 「はい、秋野さんはブラックね?・・・岡田さん砂糖は?」
 「3つ」
 「えっ、子供みたい」・・・コマセの用意をする前からこんな調子で、釣りを開始したのは8時過ぎ!・・・
船着き場で開始したが手のひらサイズの入れ食い、そしてマサや番長と離れているので、つまらない。
 「マサ、隣に入れて、1番奥でいいから」とマサの左奥に移動する。ここでも手のひらは入れ食い、そして次第に小っ葉で磯ギワは真っ黒になる。
こんな状態が続き、2時間ほどしたときに番長の竿がこれまでより大きく曲がった。
 「アイゴかな?・・・違う、ウマズラだ」しかし、ウマズラにしてはやけに幅広く見える。
 「本カワだろう、それにしてもデカいなぁー」と近づいてみると40cmを超えるカワハギで、こんな巨大なカワハギは初めて見た。さすが外道の名手、番長だ。
このカワハギで少し盛り上がったが、すぐに静かになり、次に盛り上がってのが私が32cmを取り込み、活かしバッカンに入れ損なって海に落としたときだった。そしてまた沈黙・・・そして、そして再びその場を盛り上げたのは大型を狙って磯ギワを攻めていたワタクシ・・・右にサカナを遊動し・・・
 「マサ、どけ」そして番長の釣り座の前まで走らせ・・・
 「ごめん、そっちに行っちゃった。タモ入れて・・・ついでにハリ外して・・・ついでに活かしバッカンに入れて」と頼む。
 「まったく、ワザとでしょう」と、ブツブツ文句を言う番長。
 「40cmありますよ。どこで喰ったんですか?」
 「海ん中」
 「沖目?」
 「キワだよ」と答えると2人ともキワ狙いを始める。しかし、身を乗り出して狙っているが、それではキワでは釣れる訳ない。この1尾の後は再び長い沈黙が続き、2時になった。
ここ須崎には我々だけかも知れないが2時を過ぎると急に釣れ出すと言う"2時から伝説?"・・・があり、その2時になった。
 「おい、2時だぞ、デカイのが釣れるぞ」と言った直後・・・
 「あっ、エサが残った」と2人が言う。しかし、2人の竿は曲がらない。湾奥の私も10分ほど遅れてエサが残るようになり、タナを竿1本半ほど深くするとアタリ!・・・
 「ごめん、また喰っちゃった。番長に怒られるから今度はマサ、タモ入れして」と頼み、ジャスト同サイズの40cmを取り込み、初釣りは終了・・・この他、前日にギックリ腰になり、サポーターをしているにも係わらず、北村さんはあの大きな細間島を南北に徘徊して35cmを上げた話しや20個ほどウキの入ったポーチを流して釣りが出来なくなった話しがあるが、この辺でレポーターは矢島支部長と交代します

2012年1月8日 チームウキ工房関東支部新年釣行報告
             矢島博之
1月8日、関東支部主催にて毎年恒例となりました新年の伊豆釣行会を開催しました。
秋野本部長を始め、庄内支部、福島支部、富山支部、特別ゲストにマルキューより花岡氏と伊豆通信でお馴染みの高橋浩司さんを迎え、続々と伊豆に集結。
本来なら、こちらも毎年恒例となりつつある、『シケ男』と呼ばれる方が連れてくる嵐ですが、今年はその方の行いが(少しだけ)良かったようで、前日の7日より妻良で予定していた釣行は撃破されることとなりましたが、8日は多少のうねりが残りつつもコンディションは最高。
午前7時、今回お世話になる五兵衛丸さんに乗船し出船。クジ引きの厳正な磯割を行ったのにもかかわらず、最初の磯は北村家親子対決。その後、次々とメンバーを磯に降ろす。が、幹事のため最後のクジとなった私(矢島)と、「足場の良い磯じゃないと降りない」といつものセリフを言っていた、ご存知 岡田さんの降りる磯がない。この日は3連休の中日、好調の妻良の磯には80名近い釣り人が居た為、ポイントになりそうな磯はすべて釣り人で満員。船長と岡田さんの協議(釣果よりも足場を最優先)の結果、うねりと潮位が下がるまで、道行の磯の裏にある無名磯へ。
船長の話では、これまで実績が無いと言う。つまり釣れたことがないらしい。(ここで岡田さんが釣ったらジジィ根って名前がいいかな?)

‘誰も降りたことがない’、無名磯と聞くと未開拓...大型メジナが爆釣・・・と、妄想ばかりが膨らむが、ここの磯は底が丸見え、すぐ後ろにゴロタ浜。そんな魅力的な未開拓の磯などある訳もなく、岡田さんと沖を向いた道行の磯との水道を釣り座とし狙い始める。普段釣り人が降りないことから、多めのコマセを撒きながら様子を伺うが、左前からの風の影響でウキが上潮で滑ってしまう為、岡田さんは『フィールドプラスS −00』を2ヒロの固定に。私は『デルタEXSS 00』を3ヒロ取りハリスにはG8のガンダマを2つ打ち、ややウキを沈めるようにして上潮の影響を最小限にしツケエサを先行させる。
開始から30分、風が弱まり釣りやすい状況になると、早速、岡田さんが32センチのメジナを釣り上げる。ヤバい...磯に降りて自分の仕掛けを作るより先に、(岡田さんにプレッシャーを掛ける為に)わざわざ用意した活かしバッカンに岡田さんの魚が入るとは・・・「次はお前だろ〜」と、ニコニコ顔の岡田さんの声が聞こえるようにプレッシャーが掛かる。
私も必死で34センチのメジナを何とか釣るが、今度は、先程と同じポイントを流していた岡田さんのフィールドプラスがわずかなヨレを掴むとゆっくりと沈み、テンションを掛けていた竿先が大きく弧を描いた。「今度のはデカイ!」何度かの強烈な突込みを、さすがのやり取りでかわすと、41センチの丸々とした口太メジナがタモに納まった。
そして、わずかに動いていた潮が止まってしまうとフグ(クサフグ)の猛攻。そして岡田さんは60cmオーバーのボラ2連発でへとへと・・・タイミングよく来てくれた船に乗り込み、本来の磯に渡るが、ここではサイズアップせず、2人で35センチまでのサイズを20枚程釣り上げ終了となった。
各磯でも、北村家親子対決と今回の大会を制した、田中達也君が「京の字のテラス」で44センチ。パパの意地を見せた北村さんが同じく「京の字のテラス」で42.5センチ。優勝候補の鈴木勝也さんが「サメノリ」でさすがの40センチ。毎年、山形から大雪を乗り越えて参加の佐藤昭広さんが待望の43.5センチ。富山支部の鈴木さんは「道行の水道側」で44センチ。賞品GETでニコニコの岡田さんが41センチと40センチオーバーが6枚、検量規定サイズの30センチ以上は多数。あちこちで悔しいバラしもあり白熱の大会となりました。
協賛いただきました
「マルキュー」「YOU・SHI」「キンリュー針」「サンライン」「ウキ工房」各位様、ありがとうございました。
順位は以下の通りとなります。

大会結果 2尾のトータル
優勝  田中達也 80cm
2位  鈴木勝也  79cm
3位  佐藤昭広  78.5cm
4位  岡田 進  
76.5cm
5位  北村則康  75.8cm


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