平成15年2月9日 伊豆半島・松崎への遠征釣行記 |
レポート:庄内支部・秋野 豊 |
2月20日朝、夜勤を早退し、家を出発したのが午前四時過ぎ。フィッシングショー経由で伊豆半島への遠征釣行の始まりである。 福島の赤城氏と新潟中央インターで待ち合わせしているにもかかわらず出発が遅れてしまったうえ、前の車がノロノロ運転でなかなか前に進まない。笹川流れを過ぎたところで時計を見るとすでに五時。ここで「目が覚め」アクセルに力を注ぎ、ノロノロ運転の車を次々とパス。なんとか6時までに目的地に到着することができた。 既に待っていた赤城氏と挨拶を交わし、荷物を移し変え幕張メッセへ向かって出発。会話は弾み、都内の渋滞も気にならず、午前11時には到着することができた。 マルキューのブースでは間もなく岡田氏の講演が始まる。挨拶もそこそこに講演時間となり、岡田氏と安藤氏がステージに登場。私と赤城氏は最前列に陣取りなにかと岡田氏にプレッシャーをかけようと試みたが、結局何もできないまま、講演は順調に終わってしまった。講演は大盛況だったのだが、私たちは何もプレッシャーがかけられず少々後悔(笑)。 その後、二人で各メーカーへの挨拶まわりをしながら時間を潰し、岡田氏の任務終了を待って一緒に帰り岡田氏の家にお邪魔させていただいた。 |
休憩の後、時間を見ていよいよ伊豆半島へ向けて出発。 港に着き、夜明けを待って渡船に乗り込み、目的の岩地大根に向かったのだが、予想以上にウネリは強く渡礁不能。 |
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各自が釣り場を適当に決め、私も吉泉氏の左側へ入らせてもらうことに。私の攻めるポイントはとても良さそうに見えるのだが、足下からハエ根が突き出ており釣りにくい。おまけにあて潮に加え、エサ取りだらけで時折針が無くなる始末。フグの多い日本海から冬の太平洋まで出向いたにもかかわらず、こちらでもフグに悩まされるかと思うと少しガッカリである。 しばらくすると中村氏の竿が曲がり30cm強のメジナをGET。その後再び中村氏の竿が大きく曲がり、一目で大型とわかる魚信。無事タモに収まったのは50cmの超大型口太メジナであった。対戦中の岡田氏はさすがにこれは挽回できないなぁ・・・と言いながらも、気合を入れなおし、36cmのメジナを釣り上げたあたりはサスガだ。 その後、一時アタリが遠のいたものの吉泉氏に30cm強のメジナがHIT。これでボウズは私と赤城氏だけになってしまった。このことを赤城氏に告げると「俺は今回カメラマンだから…」。と言うことはボウズは私だけ!?ってこと?。 私の釣っているポイントでは期待できそうもなく困っていると、岡田氏が「休憩するのでココで釣ってみて」と場所を空けてくれたので、素直にその好意に甘えることにした。 |
| 竿を出してみると、沖から入ってくる潮で釣り難く、少し濁りも入ってきた感じである。 「来たよ〜」と周囲に伝えてやり取りに入ると、竿が大きく曲がっていたこともあり皆が集まってきた。 |
慎重に浮かせにかかると仲間の「おーデカい、デカい」との言葉の後、私の足元に大きなクロダイが浮いてきた。50cmオーバーは確実だったため、慎重にタモに納めると、これがまた重いこと!。正直、タモが壊れるかと思ったほどである。 その後はアタリが遠のき、誰もが諦めていたのだが、そのような中にも関わらず岡田氏の竿が満月に曲がっているではないか!。 この釣果を見て、再度気合を入れなおしたものの時すでに遅し。結局アタリを拾えずに納竿となってしまった。 私は伊豆半島まできてメジナは釣れず(クロダイ54cmを釣っておきながら贅沢かな?)少し残念ではあったが、次回の伊豆半島遠征に向け、良い発奮材料にもなったと思う。 |
TEAMウキ工房庄内 秋野 豊 |